小鼻の黒ずみ*原因

いちご鼻・小鼻の黒ずみの原因とは?毛穴を目立たせないための角質ケア

いちご鼻・小鼻の黒ずみの原因とは?毛穴を目立たせないための角質ケア

「鼻の黒いポツポツが気になる」「角栓を取ってもすぐに元に戻る」「美容皮膚科での治療も検討している」――そんなお悩みを抱えていませんか。

小鼻の黒ずみや角栓によって、毛穴がいちごの種のように見える状態は「いちご鼻」と呼ばれ、多くの方が抱える肌悩みのひとつです。いちご鼻の難しいところは、一度きれいにしても繰り返しやすいことです。美容皮膚科で治療を受けて一時的に改善しても、日常のスキンケアを見直さなければ、再び目立ちやすくなることがあります。

この記事では、いちご鼻の種類や原因・やりがちなNGケアを整理しながら、繰り返しを防ぐための角質ケアの考え方をわかりやすく解説します。

監修者

赤木 麗菜

皮膚科専門医・花房崇明監修のメディカルエステ「hanafusa skincare lab+」店長。
日々のカウンセリングを通じて、お客様の肌悩みに寄り添い、スキンケアや美容施術、医療機関専売化粧品の提案に携わる。
日本化粧品検定協会認定コスメコンシェルジュインストラクター、コスメライターとして、化粧品の成分知識と美容現場での経験を活かし、使用感を含めた実践的で取り入れやすい美容情報を発信している。

【いちご鼻とは?】

いちご鼻とは、鼻や小鼻の毛穴に角栓が詰まり、黒いポツポツがいちごの種のように見えている状態のことです。角栓は、毛穴から分泌された皮脂と古い角質、メイク汚れなどが混ざり合ってできたもの。できたばかりの角栓は白く見えますが、そのまま放置すると空気に触れて酸化し、黒く変色します。これが「黒ずみ毛穴」の正体です。ただし、見た目が同じ「黒ずみ」でも、いちご鼻の原因はひとつではありません。まず自分がどのタイプかを見極めることが、効果的なケアの第一歩です。

※酸化とは:空気に触れて物質が変質・劣化すること

イラスト:いちご鼻

 

【いちご鼻には3つのタイプがある】

■タイプ1:角栓詰まり

もっとも多いタイプです。鼻を触るとざらつきがあり、白や黒のポツポツが見られます。角栓を取り除くと一時的に目立ちにくくなりますが、原因が残っている限り繰り返しやすいのが特徴です。

■タイプ2:メラニン(色素沈着)

毛穴の周囲にメラニン色素が沈着しているタイプです。ざらつきはなく、角栓を取り除いても黒ずみが残るのが特徴です。紫外線ダメージや過度な摩擦が主な原因で、セルフケアだけでは改善が難しい場合もあります。

※メラニン色素とは:紫外線や摩擦などの外部刺激から肌を守るために体内で生成される黒い色素

■タイプ3:産毛による黒ずみ

角栓が毛穴をふさぐことで、本来抜けるはずの産毛が毛穴の中にとどまり、黒く見える場合があります。無理に剃ったり毛抜きで抜いたりすると毛穴を傷つける恐れがあるため、まずは角栓をためにくい肌状態を目指すことが大切です。

いちご鼻はタイプによって原因が異なるため、適したケアも変わります。「角栓を取っても黒ずみが残る」という方はメラニンタイプの可能性があります。その場合は、角質ケアだけでなく、美白ケアや紫外線対策もあわせて行うことが大切です。

 

【いちご鼻・小鼻の黒ずみの主な原因】

毛穴が詰まる背景には、いくつかの要素が関係しています 。

■原因1:過剰な皮脂分泌

鼻や額などのTゾーンは皮脂腺が発達しているため、皮脂が分泌されやすい部位です。過剰な皮脂が毛穴にたまると古い角質と混ざり合い、角栓ができやすくなります。ホルモンバランスの乱れ・睡眠不足・食生活の偏りなども皮脂分泌を増やす要因になることがあります。

■原因2:ターンオーバーの乱れ

肌は一定のサイクルで古い角質が剥がれ落ち、新しい細胞に生まれ変わります。しかし、紫外線・加齢・乾燥・不規則な生活などによってこのサイクルが乱れると、古い角質が肌表面に残りやすくなり、毛穴の出口をふさいで角栓を形成しやすくなります。ターンオーバーの仕組みと整え方については、「角質ケアとは?必要性と正しいやり方を解説」の記事で詳しく解説しています。

■原因3:乾燥(インナードライ)

「鼻まわりは皮脂が多いので乾燥とは無縁」と思われがちですが、実は乾燥もいちご鼻の原因のひとつ。肌のうるおいが不足すると、肌を守ろうとして皮脂分泌が増加します。毛穴ケアでは汚れを落とすことだけでなく、しっかりとした保湿も欠かせません。

■原因4:メイク汚れの蓄積

落としきれなかったメイクや日中の汚れも、角栓の原因になります。特に毛穴を埋めるタイプの下地やファンデーションを使用している場合は、丁寧なクレンジングを意識しましょう。

イラスト:いちご鼻の4つの原因

 

【やってはいけないNGケア】

よかれと思って行っているケアが、いちご鼻や小鼻の黒ずみの原因を悪化させているケースがあります 。次のNGケアには注意しましょう。

■NG1:指やピンセットで角栓を押し出す

毛穴周囲を傷つけ、炎症や色素沈着を招く原因になります。また、毛穴が開いたままになり、さらに詰まりやすくなることも。

■NG2:毛穴パックの頻繁な使用

角栓を取り除くことはできますが、必要な角質まで一緒に剥がしてしまい、肌のバリア機能を低下させます。頻繁な使用は逆効果になりかねません。

■NG3:ゴシゴシ洗顔

摩擦によってバリア機能が低下し、乾燥や色素沈着を招きます。洗顔はたっぷりの泡でやさしく行いましょう。

■NG4:メイク落としシートの多用

摩擦が起こりやすく、繰り返すことで毛穴周囲の色素沈着につながる場合があります。できるだけクレンジング剤を使ってやさしくメイクを落とすことをおすすめします。

イラスト:いちご鼻のやってはいけない4つのNGケア

 

【毛穴を目立たせにくくするための角質ケア】

いちご鼻を防ぐうえで重要なのは「角栓を取る」ことよりも、「角栓をためこみにくい肌環境を整える」こと。以下のケアを日常に取り入れていきましょう。

■ケア1:クレンジングは「乳化」を意識する

オイルクレンジングを使う場合は、少量のぬるま湯を加えて白く濁るまでなじませる「乳化」が大切です。乳化することでメイク汚れや皮脂汚れが浮きやすくなります。

■ケア2:十分な保湿

洗顔後は化粧水だけで終わらせず、乳液やクリームで水分の蒸発を防ぎましょう。セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を含むアイテムは、肌のバリア機能のサポートに役立ちます。

■ケア3:ビタミンCを取り入れる

ビタミンCには、肌悩みにマルチに働きかける効果が期待され、スキンケアにも取り入れやすい成分です。

イラスト:毛穴を目立たせにくくする3つの角質ケア

 

【まとめ】

いちご鼻や小鼻の黒ずみは、過剰な皮脂分泌・ターンオーバーの乱れ・乾燥・メイク汚れの蓄積など、複数の要因が重なって起こります。また、黒ずみの原因は角栓だけでなく、色素沈着や産毛が関係している場合もあります。

美容皮膚科での治療で一時的に改善できたとしても、日常のスキンケアを見直さなければ再発しやすいのがいちご鼻の特徴です。治療はあくまで「リセット」の手段であり、その後に継続するホームケアこそが、毛穴の目立ちにくい肌を長く保つための鍵になります。大切なのは、無理に角栓を取り除こうとするのではなく、角栓をためこみにくい肌環境を日々のケアで整えていくこと。やさしい洗顔・丁寧な保湿・適切な角質ケアを積み重ねながら、なめらかで毛穴の目立ちにくい肌を目指していきましょう。

 

【毎日の角質ケアにおすすめの導入美容液「リポピールセラム」】

日常的な角質ケアとして取り入れやすいのが、AHA(マンデル酸)・PHA(グルコノラクトン)・BHA(サリチル酸)を配合した導入美容液「リポピールセラム」です。3種類の酸がそれぞれ異なる角質層にアプローチすることで、毛穴詰まりやごわつきをケアしながら、次に使うスキンケアのなじみをよくします。さらに、リポソーム化グルタチオン・ナイアシンアミド・ビタミンC誘導体などの整肌成分を角質層まで届けるとともに、CICAやヒアルロン酸などの保湿成分も配合。うるおいを保ちながら毎日続けやすいのも特徴です。

AHA・PHA・BHAそれぞれの働きについては、「AHA・PHA・BHAの違いとは?」の記事もあわせてご覧ください。

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