毛穴*スキンケア

そこが知りたい!皮脂フィラメントとは?角栓・黒ずみ・毛穴の詰まりとの違いとスキンケア方法

そこが知りたい!皮脂フィラメントとは?角栓・黒ずみ・毛穴の詰まりとの違いとスキンケア方法

「鼻のポツポツ、これって皮脂フィラメント?」「角栓や黒ずみとは何が違うの?」「押し出せばなくなる?」。SNSや美容情報で「皮脂フィラメント」という言葉を見かけても、自分の肌にあるものがそれなのか、どうケアすればよいのか、分かりにくいですよね。

この記事では、皮脂フィラメントの正体と角栓・黒ずみ・毛穴詰まりとの違い、目立ちにくくするためのスキンケア習慣を解説します。

赤木 麗菜

監修者

赤木 麗菜

皮膚科専門医・花房崇明監修のメディカルエステ「hanafusa skincare lab+」店長。
日々のカウンセリングを通じて、お客様の肌悩みに寄り添い、スキンケアや美容施術、医療機関専売化粧品の提案に携わる。
日本化粧品検定協会認定コスメコンシェルジュインストラクター、コスメライターとして、化粧品の成分知識と美容現場での経験を活かし、使用感を含めた実践的で取り入れやすい美容情報を発信している。

皮脂フィラメントとは?角栓・黒ずみ・毛穴詰まりとの違い

皮脂フィラメントは皮脂や角質細胞などが毛穴の中で細長くまとまった正常な構造

皮脂フィラメントとは、皮脂や角質細胞などからなる細長い構造のことで、健康な肌にも自然にみられるもので、皮脂や角質細胞などからなる細長い構造のことです。誰の肌にもあるもので、「汚れがたまっている」「ケアを怠っている」というわけではありません。

皮脂が毛穴を通って肌表面へ移動する際に、その流れを助けると考えられています。いわば皮脂の通り道を支える構造です(通り道そのものは毛穴です)。

鼻やあごに見える白っぽいポツポツは、すべてが角栓や毛穴詰まりとは限りません。皮脂フィラメントが目立っている場合もあります。ただし、白っぽく見えるだけで皮脂フィラメントと決められるわけではありません。


なぜできる?毛穴の中の皮脂と角質細胞の関係

毛穴につながる皮脂腺からは、肌のうるおいを保つための皮脂が分泌されています。皮脂フィラメントは、毛穴の中で皮脂や角質細胞などが細長く集まったもので、健康な肌にも自然に見られます。

皮脂の分泌量や毛穴の大きさには個人差があるため、皮脂フィラメントの目立ち方も人によって異なります。

皮脂フィラメントと「角栓」「毛穴詰まり」「黒ずみ」の違い

似て見えても、それぞれ意味が異なります。


項目

意味・特徴

皮脂フィラメント

皮脂や角質細胞などからなる細長い構造。毛穴の中に自然に存在し、角栓のように毛穴をふさぐものではありません。

角栓

角質や皮脂などが混ざり合ってできる、毛穴をふさぐかたまり。

毛穴詰まり

角栓などによって毛穴がふさがり、皮脂が排出されにくくなった状態。

黒ずんだ角栓

毛穴の出口で角栓が黒っぽく見えるもの。酸化やメラニンなどが関係すると考えられています。


角栓は「かたまり」、毛穴詰まりは「ふさがった状態」を指します。また、「黒ずみ」は見た目を表す言葉で、黒く見える毛穴がすべて角栓によるものとは限りません。

なお、毛穴に見える黒ずんだ角栓が、ニキビの一種である黒ニキビ(開放面皰)にあたる場合もあります。

見た目の目安は?自分の鼻のポツポツと比べてみよう

皮脂フィラメントは、小さな灰色・薄茶色・黄色っぽい点として見えることがあります。比較的平らで、黒ずんだ角栓に比べると色が淡い傾向があります。

ただし、色や形だけでは区別しにくい場合もあります。たとえば、黒っぽい点に見えるものが、毛穴から生えている産毛である場合もあります。見た目の特徴はあくまで目安とし、無理に押し出して確かめるのは避けましょう。判断に迷う場合や、赤み・痛みを伴う場合は、皮膚科医に相談しましょう。

皮脂フィラメントはなぜ目立つ?押し出しても戻る理由

鼻やあごなど皮脂の多い部分で目立ちやすい

鼻やあごなど、皮脂の分泌が多い部位は、皮脂フィラメントが目立ちやすい場所です。皮脂の量が多かったり、毛穴が大きく見えたりすると、毛穴の中の皮脂フィラメントも見えやすくなります。

目立つからといって、洗顔が足りていないとは限りません。

押し出しても毛穴の中に再び形成される理由

押し出すと一時的に目立ちにくくなる場合がありますが、皮脂の分泌は続くため、皮脂フィラメントは再び形成されます。

そのため、一度取り除けばなくなるものではありません。完全に取り除くことよりも、肌に負担をかけず、目立ちにくい状態を保つことを目指しましょう。

押し出す・剥がすケアを繰り返すと肌の負担になることも

皮脂フィラメントは正常な構造であり、基本的に治療や除去をする必要はありません。

「また出てきたから」と指で押し出したり、剥がすタイプの毛穴パックを繰り返したりすると、肌を傷つけ、赤みや乾燥、バリア機能の低下などにつながることがあります。

洗顔と保湿を基本に、ざらつきが気になる場合は、肌の状態に合わせて角質ケアを検討しましょう。

皮脂フィラメントを目立ちにくくする正しいスキンケア習慣

摩擦を抑えた洗顔で余分な皮脂や汚れをやさしく落とす

基本は、洗顔で余分な皮脂や汚れをやさしく落とすことです。ポツポツが気になる部分も、ゴシゴシこすらないようにしましょう。

泡タイプの洗顔料を使う場合は、泡をクッションにして力を入れずに洗い、ぬるま湯で十分にすすぎます。すっきりさせようと何度も洗ったり、長時間こすったりするのは避けましょう。


古い角質によるざらつきには、肌状態に合わせて角質ケアを検討する

毛穴まわりの古い角質によるざらつきが気になる場合は、角質ケアを取り入れる方法もあります。ただし、皮脂フィラメントが見えるからといって、必ず角質ケアが必要なわけではありません。

角質ケアとは、肌の表面に溜まった古い角質をやさしくお手入れし、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を健やかにサポートするスキンケアのことです。

角質ケアには、スクラブなどで物理的に古い角質を落とす方法のほか、角質ケア成分を配合した美容液などをなじませる方法があります。強い摩擦を避けたい場合は、後者も選択肢のひとつです。製品を選ぶときは、使い心地や刺激の感じにくさなど、自分の肌に合うかどうかも確認しましょう。

なお、こすらずに使える製品でも刺激を感じることがあります。製品の使用方法を守り、肌の状態に合わせて使用頻度を調整しましょう。

保湿で角質層のうるおいを保つ

洗顔後は、化粧水や乳液、クリームなどで角質層にうるおいを与え、乾燥を防ぎましょう。

角質ケアをする日も、しない日も、保湿は毎日のケアの基本です。

まとめ|皮脂フィラメントを正しく知り、肌状態に合ったケアを選ぼう

皮脂フィラメントは、毛穴の中に自然に存在する正常な構造です。毛穴をふさぐ角栓とは異なり、基本的に治療や除去をする必要はありません。

押し出しても再び形成されるため、完全に取り除くことを目標にせず、摩擦を抑えた洗顔と保湿を続けましょう。古い角質によるざらつきが気になる場合は、肌の状態に合わせて角質ケアを取り入れる方法もあります。

「押し出す・こする・剥がす」といったケアを繰り返さず、肌に負担をかけないお手入れを選ぶことが大切です。

毛穴まわりの角質ケアと保湿ケアを同時に叶える「リポピール」のおすすめWケア

洗顔と保湿を基本に、ざらつきが気になるときは角質ケアも取り入れたい。そんなお手入れの選択肢となるのが、「リポピール」の2品を使ったWケアです。

濃密泡で余分な皮脂汚れを落とす「リポピール フェイスウォッシュ」

保湿成分のリポソーム(ナノカプセル)化エクトインと5種のセラミドを配合した泡洗顔です。濃密な泡で肌を強くこすらずに、余分な皮脂や汚れをやさしく洗い流します。

さらに、7種の角質ケア成分を配合。洗浄によって肌表面の古い角質を落とし、なめらかな肌に整えます。

洗い上がりのうるおいにも配慮しながら、毎日の洗顔に取り入れられます。

洗顔後になじませる角質ケア導入美容液「リポピール セラム」

マンデル酸(AHA)・サリチル酸(BHA)・グルコノラクトン(PHA)の角質ケア成分を配合し、古い角質をやわらげて肌を整える導入美容液です。

ナイアシンアミドやツボクサエキスなどの整肌成分に加え、ヒアルロン酸Naなどの保湿成分も配合しています。洗い流しは不要で、洗顔後の肌にやさしくなじませて使います。

毎日の導入習慣|2品の役割と使用順序

  1. フェイスウォッシュで、余分な皮脂や汚れをやさしく洗い流します(洗浄)。
  2. セラムを洗顔後の肌になじませ、角質ケアを行います(角質ケア)。
  3. 化粧水・乳液など、普段のスキンケアで保湿します(保湿)。

洗う、整える、保湿する。それぞれの役割を意識しながら、肌に合ったお手入れを続けましょう。セラムは、使用方法を守り、肌の状態に合わせて使用頻度を調整しましょう。

※肌に合わない場合や異常を感じた場合は、使用を中止してください。

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